第52回日本周産期・新生児医学会学術集会

会長挨拶

 この度、第52回日本周産期・新生児医学会の会長を務めさせていただきます 富山大学産科婦人科の齋藤 滋です。会期は2016年7月16日(土曜日)、17日(日曜日)、18日(月曜日:振替休日)の3日間で、3連休となります。会場は富山市で富山県民会館、富山国際会議場、ANAクラウンプラザホテル、富山市民プラザの4カ所ですが、各会場の移動は徒歩で5分程度です。北陸で本会が開催されるのは初めてでありますので、富山県のみならず新潟県、石川県、福井県の先生方にも協力していただき、学会のプログラム作り、運営を行なっています。関係各位に深く感謝いたします。
 今回のメインテーマは「周産期魂~母体、胎児、新生児を救うのは私たちの使命です~」とさせていただきました。現在の日本の周産期医療は世界でトップでありますが、第2次世界大戦後の混乱期から現在に至るまで、私達の先輩の先生方の、胎児・新生児・母体を救いたいという熱い思い(周産期魂)があったからこそ、徹夜で病棟で頑張り、また、種々の臨床研究、基礎研究に支えられた周産期医療の向上があったと思っています。周産期医療は、産科医、新生児科医、小児外科医、小児麻酔医、コメディカルの協力なくして、行なえない医療分野です。皆様の熱い思い(passion)をぜひとも第52回日本周産期・新生児医学会で分かち合いたいと思っています。
 今回はアジア・オセアニア周産期学会の方々も御招待させていただくことになりました。アジア各国の医療事情を知り、また日本の医療をアジアの先生方に知っていただく良い機会となりますので、ぜひとも楽しみにして下さい。その他、海外からも胎児心臓手術のパイオニアである Tworetzky教授を招待することもすでに決まっています。教育講演、シンポジウム、ワークショップも企画し、一般口演、ポスター講演ともに充実した内容にしたいと考えています。
 今回の会場となる富山市は海も近く、富山湾の素晴らしい海の幸を堪能することもできますし、立山も近くですので少し足を伸ばして3,000mの立山で大自然を満喫することもできます。また、あまり知られていませんが、富山市は環境保全に力を入れており、平成23年12月に全国11の都市・地域のひとつとして「環境未来都市」に選定されています。また、平成26年9月には国連の定めるエネルギー効率改善都市に、日本国内で唯一選ばれました。世界でも13都市しか選定されていませんので、画期的なことです。また、2016年にサミット閣僚会議が日本で開催されますが、関連の1つである環境サミットが富山市で開催されることになっています。その1つのシンボルとなっている富山ライトレールにも、ぜひとも御乗車、御利用下さい。
 皆様、7月の富山は暑いですが、参加者皆様の熱い周産期魂で、熱気あふれた議論をしていただき、学会ならびに富山を楽しんでいただきたいと思っております。

第52回日本周産期・新生児医学会 会長
齋藤 滋(富山大学産科婦人科学講座 教授)

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